大学時代に環境について学ぶことが多く、環境に関わる職に就きたいと考えていました。また、自分にはデスクワークよりもフィールドワークの方が向いていると感じていたため、それらが合致した当社を選びました。
入社当初は各家庭の浄化槽や企業の排水処理施設、農業集落排水処理施設などをメンテナンスする仕事に従事しました。現在は、排水処理施設を設計し、図面を作成する仕事についています。この部門では、施設で使用する薬品を検討するために「ジャーテスト」と呼ばれる屋内試験を行うこともあります。
入社当初は受け身の姿勢で仕事を行っていました。現在は、自分でやるべきことを考えて、なるべく自分から行動できるようになってきていると感じています。
私の場合は、とにかく意見を出すことと、分からないことを分からないままにしない、ということに気をつけています。一緒に作業する相手に迷惑をかけたり、負担を増やさないという気持ちを先行させ、気になったことをそのまま放置していたら、後々面倒な事態に陥って余計に迷惑をかけてしまうということがありました。気になったことはどんな些細なことでもすぐに言わないといけないと学びました。
設計という業務では、明確に成長した自分を感じるということは直ぐにはないと考えています。しかしながら、CAD操作が上達したり、先輩や上司との会話の中で単語の意味が少しずつ理解できるようになったりと、少しずつ成長しており、案件をほぼ一人で任せてもらえるようになってきています。褒められることはあまりありませんが(苦笑)。
自分で作成した図面の内容が、客先で了承を得られると嬉しいです。自分で作成した図面の内容が実際に出来上がっていく様子を見ると、「仕事をした」という実感が湧きます。
はじめは慣れない仕事内容・職場環境に戸惑い、何となく流されることも多いと思います。でも、自分の考えや意見をしっかりと持って思い切って行動していくと、結果はどうであれ、きっと得るものがあるはずです。その積み重ねが大切だと思います。