設置面積が小さく維持管理も容易な担体流動法
水処理事業 / 担体流動法
特長
- 汚泥管理が容易で、維持管理も簡単です。
- コンパクトで、設置面積が小さくなります。
- 既設処理槽の改造もスムーズに実施可能です。
- 下水道除害施設にも最適な処理方法です。
多種多様な微生物の付着した担体が流動することにより、排水・酸素・微生物の大きな接触効率、および高い酸素供給率が得られ、高負荷処理が可能です。
担体1Lあたりの微生物付着量は30~50g/L、活性汚泥法のMLSS換算6,000~10,000mg/L(担体投入量20%時)の高濃度で排水処理が可能で、省スペース化が実現しました。
また、汚泥を返送する必要がなく、増殖した汚泥は凝集沈殿または加圧浮上処理で容易に除去することができます。
当社では担体流動法を用いた既設排水処理施設の改修や機能強化工事も施工も対応可能です。ご相談下さい。
適用排水
担体流動法の原理
担体流動法は、「微生物固定化担体」を用いた排水処理システムです。
担体と排水を効率よく接触させるために担体を流動させながら 担体に付着した好気性微生物により排水の汚濁物質を処理します。
食品製造等の有機排水について、運転管理の容易な担体流動法を用いながら高負荷に対応でき、バルキングのない安定した処理水を確保しつつ、設置スペースのコンパクト化も実現します。
担体に付着した微生物の状況 (スポンジ担体の例)
導入実績
- 排水量 550m3/日
- BOD 1,000→300mg/L
- n-Hex 100→30mg/L
- 排水量 220m3/日
- BOD 1,500→600mg/L
- n-Hex 220→30mg/L
- 排水量 400m3/日
- BOD 2,000→600mg/L
- n-Hex 250→25mg/L
- T-P 20→8mg/L
- 排水量 240m3/日
- BOD 800→600mg/L
- n-Hex 150→30mg/L
食品工場
- 清酒メーカー
- 調理麺製造工場
- 野菜くずの産廃中間処理工場
- 菓子製造工場
- 学校給食センター(除外施設)
- コンビニ弁当、惣菜等の食品工場(下水道除害)
その他施設
- 浄化槽
- 病院透析排水(除外施設)
- 中華料理店